超能力学園
彼は唖然とし、焦る。





慌てて『消えろ!!』と声をかけた。






炎は止まった。





焼かれそうになってた奴等は、一命をとりとめた。






だけど…





弟は兄を避けるようになった。





彼にとって、一番辛かったこと…。





耐えきれなくなった親は、中学にあがった彼を施設に追いやった。







彼は施設で友達が出来た。





能力は隠していた。






ある日、打ち明けた瞬間、『化け物!!来るんじゃねぇ!!』と言って逃げた。







彼は心を閉ざした。






他人も自分も傷つけたくないから…。







―――









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