天然紳士は武士彼氏。
「あっ!」
マンションが見えてきた。
「拙者は、もうここでけっこうです。」
「いや、いいよ。」
「ですが・・・」
「ううん、いいんだよ。」
「???」
マンションの中に入る。
エレベーターにのる。
「・・・石本殿、もうけっこうですよ?」
「でも・・・、のらなきゃいけないの。」
「???」
「私、ここのマンションなんだ。」
「えぇっ!そうなんですか!??」
ユキ君は、そうとう驚いている。
「うん、ユキ君の1つ上の階だよ。」
「席はとなりで、マンションも一緒って、すごいですね!」
「うん、すごいぐう「これって、運命みたいですね!!」
ユキ君が、目を輝かせながら言う。
「!!!」
「石本殿?」
「わっ!な、なんでもないよ・・・!」
(コーン)
「あっ、ユキ君!もう9階だよ!!」
「あ・・・それでは石本殿!」
「あっ!バイバイ」
「また明日1]
ユキ君はにっこり微笑んだ。
・・・でも、ユキ君・・・。
あんなこと言っちゃダメだよ・・・。
すごい・・・ドキドキする・・・。
何!??運命って・・・!??
ただの、偶然だよ!!