天然紳士は武士彼氏。

「そんじゃ、今日はこれでおわんぞ~!」

『は~い』

「あ~や~かっ!帰ろ~!」

「うん」

この子は、山本美幸(ヤマモトミユキ)クラスで一番仲がいい大親友。

美幸は、ぶっきらぼうだけど、優しくて、美人で大人っぽい!
勉強も、スポーツんもできるし・・・私のあこがれ・・・。






『ユキくーんっ!!』

女子の甘い声が聞こえる。


「わっ!」

「すごいね~、ユキ君・・・だっけ??」

私と美幸は呆然とする。



「ね~ね~ユキ君、この後遊び行かない?」

「・・拙者は、今日、用事がありまして・・・すみません・・・。」

「えぇ~!!!」

・・・江口さんの声が教室中に響く。


「・・・すみません・・・。
あの、拙者はこれで失礼します・・・。」

「ばいば~いっ!」


ユキ君は帰っていった。





キレイな髪の毛・・・。


私よりいい髪してるよ・・・・・。
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