《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~
「なんだろう?」

 足元に落ちた、紙を拾った。

 暗くてよく読めないが。

「う~ん。」

 光を求めて、あたりを歩きだす。

 ゴツンゴツンっといろいろな物に、ルミナミエの足をぶつける。


――意外と部屋汚いんだなぁ。――

 ゴツン~♪

 バサッ~♪

「うわぁあぁ。」

 上から大量の書類が降ってきた。

 容赦なくルミナミエの頭にぶつけていく。

 中には、大量の紙の束まで。

「痛いっ!」

 
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