《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~
「このバカたれ坊主。

 自滅する道選んで。」

 大きくなっているドームを気にしてないのか。

 何なのか知らないが、ぶつぶつ、目を閉じて言っている。

 おい、このままじゃあやられるぞ。

 ドームの一部が、すぐ目の前に迫っている。

 っと、その時、

 目を一瞬で開け、アルベールの体から黒い光線が。


 黒い光線VS青い膜。

 黒い光線が青い膜を押し、中へ食い込もうとしている。

 ルミナミエはそれに気が付き、もっと念じてドームを大きくしようとする。

 青い光線が盛り返しているか?

 今度はアルベールがもっと念じる。


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