《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~
――はぁ、なんでだろう。この気持ち。
私、おかしいよね。ねぇ。――
仕事の合間、ぶらりぶらりと病院の周りを散歩していた。
歩くことに専念しても、無意識にこの気持ちに対する答えを探し出そうとしている。
ふとベンチに腰かけてみた。
「ねぇ、一緒に遊ぼうよ。」
目の前に、小鳥みたいな動物がいる。
きっとさっき誘った方が、メスだろうか。
誘われた方がオスだろうか。
仲良く飛びだっていく。
――あぁ、昔はシオンと一緒に遊んだね。
だけど、今は、シオンに対してはこの、変な気持ち。――
ふと、純粋な心を持つ小鳥がうらやましくなった。
私、おかしいよね。ねぇ。――
仕事の合間、ぶらりぶらりと病院の周りを散歩していた。
歩くことに専念しても、無意識にこの気持ちに対する答えを探し出そうとしている。
ふとベンチに腰かけてみた。
「ねぇ、一緒に遊ぼうよ。」
目の前に、小鳥みたいな動物がいる。
きっとさっき誘った方が、メスだろうか。
誘われた方がオスだろうか。
仲良く飛びだっていく。
――あぁ、昔はシオンと一緒に遊んだね。
だけど、今は、シオンに対してはこの、変な気持ち。――
ふと、純粋な心を持つ小鳥がうらやましくなった。