《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~
 エクシリオンの顔が近くて・・・いや、遠くったってドキドキする。

 この気持ちは一体なんだろうか。

 夢の中にいるような心地。


「ルナ。かわいいなぁ。」

「えっ、もう?」

 耳が重く感じる。

 夢の中から呼び覚まされたような感じがした。

 その瞬間、なんだか空しい気持ちがした。


「行こう。」

 エクシリオンの言葉に無意識に反応した。

 そして、エクシリオンの隣にいた。

 また、夢の中へと突入していった。


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