《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~
「ルナ、姉様のおなかの上に載っている物は・・・?」

 二人は我に返った。

 
――わっ、忘れてたぁ~。――

 慌てて準備する。

 王たちは何をやっているのか、全く分からない。


「若君様。これは、私と、エクシリオンの髪です。」

「かっ、髪じゃと?」

 トナリズキは目を丸くしている。
 髪なんて気持ち悪いっと思って。

「我が家に伝わる儀式のためにあります。」
「儀式とは?」

「今から説明します。」

 長いので大雑把にまとめると・・・

< 82 / 222 >

この作品をシェア

pagetop