《完》17歳の医者 ~天才医者は助手に恋した~
ベッドの上で体育座りをし、ひざの上に突っ伏した。
いつもなら、多分つらい体勢だが、つらく感じない。
次々と思い浮かぶ、様々な思い出。
様々な気持ち。
どれもみな、シャボン玉のようにふわりと浮かんでは、壊れて消える。
ただ、割れずに残っているのはただ一つ。
『ミュウエノアのことを思う気持ち』
・・・・・・・・
「ルナ、何落ち込んでいるの?」
まだ幼いミュウエノアがいる。
「それは・・・。」
っとルミナミエが言いかけて、うつむく。
――こっこれは、幼いころの私とミュウ姫様?――
夢の世界にいるのか。それでも、思い出の中に入っているのか。
どちらも現実ではないのは確かだ。
いつもなら、多分つらい体勢だが、つらく感じない。
次々と思い浮かぶ、様々な思い出。
様々な気持ち。
どれもみな、シャボン玉のようにふわりと浮かんでは、壊れて消える。
ただ、割れずに残っているのはただ一つ。
『ミュウエノアのことを思う気持ち』
・・・・・・・・
「ルナ、何落ち込んでいるの?」
まだ幼いミュウエノアがいる。
「それは・・・。」
っとルミナミエが言いかけて、うつむく。
――こっこれは、幼いころの私とミュウ姫様?――
夢の世界にいるのか。それでも、思い出の中に入っているのか。
どちらも現実ではないのは確かだ。