天龍Ⅰ


「って!いないしっ!」


もぅ…、仕方ない。
やろう。


あたしはパイプイスに腰かけ、パチパチとホッチキスをとめ始めた。






















「あぁ~~!終わったあ!!」


作業開始から約3時間。
なんとか資料止めを終わらせた。

「うぅ~、つっかれた…」

一つ大きな伸びをして、重たい腰を上げた。



さて、もうひと頑張りだ。


あたしは重たいプリントの束を持ち上げて、エレベーターに乗り込んだ。









< 19 / 28 >

この作品をシェア

pagetop