恋した季節
「美月~!カフェ行かない?」

親友の恵里香が私を誘ってくれてる。

(行きたいよ!行きたいのはやまやまだけど・・)

「ごっめーん!塾があるから・・」

あ~ぁ!行きたいよ。行きたい。

恵里香の残念そうな顔、胸が痛む。

「そっか・・ファイトッ!」

そんな時でも笑顔で送り出してくれる恵理香。

申し訳ないしありがたいしで、自分の気持ちが分からない。

< 2 / 9 >

この作品をシェア

pagetop