恋した季節
目の前に現れたのは、おにぎりを選んでいるほっそりとした女子高生。

(おっ、やりぃ。)

ナンパの標的を見つけた俺は、その子にだんだんと近づいていく。

肩に手をかけ、「俺んとこ来ねぇ?」。そう言った。

好きでもない女に、俺は・・・・最低だ。

しかし、その女が振り返った瞬間俺は今の行動を後悔した。

その女は、俺が好きになった女だった。

こんなところで会うとは、思ってもいなかった。

「結構です・・・。」

その女はそう言って俺の横を通り過ぎた。

女が出て行った後も、俺は只突っ立っていた。
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