ブラッツ
「1006ー1006-…」
キョロキョロと辺りを見渡す少女。
何か…楽しそうに見えるのは俺だけだろーか?
ってか、ここでは大量の男女がエッチなことをー…
ブンブンと物凄い勢いで頭を左右に振る。
「なにしてんの、あんた?」
「へぇっ?!」
裏返った声。
少女は少年をギっと睨みつけ、部屋へと入って行ってしまった。
?!
閉められる?!
、と思って急いだが、そこまで餓鬼な女じゃなかったらしい。
ガチャっと部屋に入った瞬間出た言葉、
「うわ…」
驚いた。
案外ラブホって普通なんだなって。
まぁ、やばそうな気配はするけど。