勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】


職員室に入ると、絆奈が立っていた。


「さっきはごめんなさい…先生が保健室で教えてくれました…あたし…怖くて…つい…」


「大丈夫だってー。ウチら平気だから。ね、瑠偉?」


「うん。」

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