勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】


なんか…


昔来たなぁ、ココ…


でももう少し小さかったような…


「ようこそ、絆奈お嬢様。私は、絆奈お嬢様の世話係となる華村でございます。」


「はぁ…」


世話係なんていらないのに…


「さ、絆奈さん。行きましょう。」


「あ、はい。」


加堂さんはトランクから荷物を取り出してくれた。




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