勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】


「ありがとうございます。」


「絆奈さん、急いで。」


「ぁ、はーい…」


大きな金色の門が開いた。


昔は確かにもうちょっと小さかったような…


中に入ると、明らかに改装されていた。


「9年前とは大違いでしょ?」


「すごーぃ…」


とその時…

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