勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】


亜蓮はドアを大きく開いて、中に招いてくれた。


白黒でまとめてあるオシャレな部屋。


「すごーい!」


すると、亜蓮はいきなりあたしの腕を掴んだ。


「ふざけるな!」
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