勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】


鮎原先生がA組のドアを勢いよく開けた。


「おはよー、麗ちゃーん☆」


「先生と呼びなさい!」


「麗先生はよーざいますっ!」


「今は朝自習の時間ですよ!?男子は何をしているの!」


「見ての通り、レスリングです!」


な、何なのこのクラス…
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