勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】
「愛花はどっちでもないんだよ、絆奈ー♪」
「ちょっと、彩莉…!恥ずかしいからやめてよ…!」
あらら、愛花ちゃん顔真っ赤。
「この彩莉様はなんでもお見通しなの。愛花は琇君でしょ?」
ボソッと言った。
「そう、彩莉の言う通り!あたしが朝ダサい言ったら愛花顔真っ赤にしちゃってさ♪別に愛花に言ったわけじゃないのに…」
「へぇ…愛花ちゃんはあの琇君のコト好きなんだぁ…」
可愛いなぁ…