あなたの彼女にしてくださいっ!!
何となく気になってもう一度校門を見た。
・・・誰もいない
やっぱり見間違えだったのかな
そうだよ!!
きっと何かの見間違いだったんだ
そう自分にいいきかせ美咲と教室に入っていく。
美咲とは中学の時からずっと一緒。
これで5年連続同じクラスなんだ。
何か運命って感じがする。
黒板に貼ってある座席表を見る。
あっ・・一番後ろの一人席♪
ラッキー☆
そう思いながら自分の席に着く。
すると美咲が私のところに来た。
「ねえ知ってる?今日転校生来るんだって」
「ほんとに!?」
「うんっ。女の子かな。それとも男の子かな」
「私はどっちでもいいな」