あなたの彼女にしてくださいっ!!
正直あんまり興味がわかなかった。
だってさっきの子が気になるんだもん。
~キーンコーンカーンコーン~
チャイムが鳴ると同時に担任が入ってくる。
今年もいさおじゃん!!
頭にほとんど髪の毛がない年寄りの先生。
いっつも怒ってばっかだけど結構いい先生なんだ。
「おーい。皆席に着けー」
その一言で皆席に着く。
「えーっと。知ってる人もいると思うが今日転校生が来た」
「せんせー。その人男?それとも女?」
一人の女の子が聞く。
すると皆転校生の事について喋りだした。
「黙れー。男か女かは見たら分かるだろ。おいっ。入るんだ」
皆喋るのをやめ扉の方に注目する。