閻魔彼氏と悪魔彼女
最悪なBirthday?
side憂斗
9月23日。
別に嬉しくないけど16歳になった。
「奏?学校はこっちじゃねぇぞ」
奏とは俺の専属運転手。
「だって学校じゃないし」
なんて鼻唄を歌いながら運転する21歳
洋楽歌ってカッコつけてるつもりだろうが全然カッコよくねぇぞボケ
「じゃあどこ行くんだよ」
「ふっ」
「…………」
───────…
「あ、着いたぜ。誕生日おめでとう。…うらやましいぜ、まったく…」
うらやましい?
俺は意味も分からず目の前のホテルを見上げるだけだった
別に嬉しくないけど16歳になった。
「奏?学校はこっちじゃねぇぞ」
奏とは俺の専属運転手。
「だって学校じゃないし」
なんて鼻唄を歌いながら運転する21歳
洋楽歌ってカッコつけてるつもりだろうが全然カッコよくねぇぞボケ
「じゃあどこ行くんだよ」
「ふっ」
「…………」
───────…
「あ、着いたぜ。誕生日おめでとう。…うらやましいぜ、まったく…」
うらやましい?
俺は意味も分からず目の前のホテルを見上げるだけだった