閻魔彼氏と悪魔彼女
「憂斗様」

「…!?」

…今度は女かよ

さっきの男共のせいで妙な警戒心が芽生えた

「当ホテル案内人の桜木と申します」

テメェの名前なんか聞いてねぇよ

と本音をいうとイメージダウンなので我慢。

「では桜木様、今日はどういった集まりなのでしょう?」

「それは…私には分かりません」

「そうですか」

使えねぇ女。
このホテル大丈夫か?
てかウチ所有だっけ。

「こちらに着替えて、翔龍の間へお越しください」

「はい」

「では失礼します」

女が去った後、渡された服を広げてみると
紙が落ちた。
< 12 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop