俺の席
「由井、笑うなよ~」
俺が若干涙目になって言う。
広村は爆笑して笑い転げている。
ーガラ
「おっす!!鳴海おはよ」
「うぃーっす」
俺のイツメン。
健也と春樹とだ。
俺はなぜか同姓からモテる・・・。
実に複雑だ(-公-)
イツメンの人達は幼馴染。
特に春樹とは仲がいい。
「鳴海、レポートやった??」
「鳴海だからやってるっしょ」
春樹が俺を差し置いて言う。
「まぁ、やってある」
「やっぱりな~」
健也がうらやましそうな感じで言う。
俺はそういうのは必ずやるA型だ。
真面目にやってるつもりだが、
なぜか目だってしまう。
まぁ、イツメンからは行動がバカと言われ好かれている。
その辺は気にしていないが。
「あぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
広村は急に立ち上がって叫ぶ。
「レポートやってねぇー!!」
「レポートの存在忘れてたのかよ」
春樹がすぐさまつっこむ。
俺は春樹をつっこみの神様と呼んでいる。
「気付や!!」
健也も春樹に続きつっこむ。
「茜、写させてください><!!」
「あたしもやってねぇー!!!」
「「「おめーも気付や!!」」」
いともこんな感じである。