俺の席
---翌日
俺は朝7時50分に家をでる。
そしてだいたい8時ぐらいには門をくぐる。
んで、8時10分に教室に着く。
---ガラ
教室のドアをあけると、、、
俺の席には由井 茜が当然のことのように座っている。
それが俺にとっては幸せというか・・・。
なんというか・・・。
まぁとにかくいいって意味ww
そして当然のことのように話しかける。
が、
なぜか今日は無視だった。
挨拶してきたのは広村だけだった。
「おはよう」
「はよ」
しまいには、由井は席を立ってしまった。
どうして??
昨日から様子がおかしい。
広村とアドレス交換してるとき、
ずっと下を向いていたり・・・。
今だって挨拶しなかったり・・・。
おかしい・・・・。
「鳴海、昨日メール見た??」
広村に言われてはっと思い出した。
ヤベ・・・・
忘れてた・・・・。
そういやぁ、昨日メールするとかいってたっけ・・・。
・・・ココは正直に言おう。
見てないですってww
多分殴られる気がする。。
歯食いしばっとかなきゃ((汗
「ごめん。見てねぇ」
「そっか!!」
なぜかテンションが上がっている。
俺はこの意味がまったく分からなかった。
女というものは複雑なんだぐらいで・・・。
「あたし、無視されてたんだと思って」
「いや、そういうわけじゃ」
「あぁー、そうだよねぇ~」
安心そうに微笑んでいる。
けど、
俺は見えてしまった。
教室のドアに隠れて俺と広村を見ている由井を。