先生~泣かないと決めた日~
~一ヶ月後~
それから私の生活は先生中心の生活になった。
学校に行ってまずは保健室に行って、
それで保健室で勉強して先生達といろいろ話して
一時間は必ず西澤(私はこう呼ぶようになった)
と自分の事・家族の今の状況などを
話したりしている。
いつも西澤は言ってくれる、
「美帆は今の状況の中
精一杯生きてるんだな。
俺はお前にこんな言葉や
メール・電話で相談
のってやることしか
できないけど
しっかり美帆の事見守っているから。
頑張って生きろ、美帆。」
その言葉は私にとってこれからの人生の道標であった。