先生~泣かないと決めた日~





学校へ着いたら西澤のところに行った。





「先生、3学期いろいろありがとね。
なんか先生のいるおかげでうちの人生少しは良くなったかも。」





「おーお前は……なんでいつも泣かせてくれるんだぁ?

こちらこそ、ありがとう。
来年も休まず学校来いよ。」





「うーん……出来れば毎日行きたいけど、お母さんの機嫌もあるし。

でも来れるときは学校行くね!!先生に逢いたいしさ。」







「頑張れよ。あと、薬飲まなくても修業式行けるか?
もし駄目そうだったら早く言えよ?

お前が倒れたら母ちゃんなんて言うか……。」





そうだった、お母さん先生に安定剤預けてるんだった。






「うーん、分かった。駄目だったらこばちゃんに言って先生呼んでもらうね。」








「分かった。じゃあな。」








「うん、ばいばい。」








そう言ってうちは保健室に行った。








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