先生~泣かないと決めた日~
―――――――そう言ってるうちに、
1・2年の生徒たちが
続々と校門から出て行って帰って行く。
もうすぐ卒業生来るんだな~。
「先生、じゃあ今日は帰るね。
またメールするよ。」
「おーそうか。
じゃあな。
よい新学期迎えられるよう
にするんだそ。」
「先生こそ~」
「じゃあな、椿。」
「うん……ばいばい。」
そう言って私は恐怖の家へと帰って行った。
そう言って修業式・卒業式は終わった。