脇役希望☆不良少女【おまけ追加】




プーッ、プーッ……と、電子的な機械音が聞こえる。



『ワケ…わかんないよ。マーヤ。』


私はパチンとケータイを閉じて、職員室のドアと向き合った。


マーヤがなぜ元気をなくしたのか、
なぜ学校を休むのに休日に橋倉と会っていたのか
なぜ、……私に謝ったのか。




全て、全て


『橋倉っ!いるなら出て来い!』


「――職員室でなに叫んでるんですか。」





この男から
聞き出す。






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