脇役希望☆不良少女【おまけ追加】
「前髪……良いよな?」
『……はぁー。良いですよ、別に。』
私が諦めたように了承すると、北橋は手を伸ばし私の前髪に触れた。
「………。」
『………。』
「………。」
『……あの、…先生?』
「………。」
え?なんで北橋固まってんの。
なんで頬染めてんの。
平凡顔だと思っていたが、まさかブサイクとか?
『せんせー?』
「……俺と付き合わないか?」
『……地獄巡りにですね、分かります。』
「いや、ちげーし。」
いきなり訳の分からないコトを言いだした北橋。
とっさにボケてしまったがつっこまれた。