脇役希望☆不良少女【おまけ追加】




私がつらつらと説明すると、双子は目をキラッキラさせて



「有美チャーン!」

「有美ちゃーん!」


『うえっ!?』




ガバッと抱きついてきたので、変な声が出た。


重い。
私より背の高い男が二人も、
しかも私は座っている状態で抱きついてきているのだ。


重力を恨む。



なんて、自然の法則に八つ当たりしていたら





「離れろ。」


べりっ、と 双子が引き離された。

魁の手によって。






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