脇役希望☆不良少女【おまけ追加】
とりあえず見なかったフリをして読書に励む。
「あれー?」
「無視ー?」
黙々と、ただ紙に印刷された文字を目で追う。
頼むから、どっか行って。
なんか関わるな的な警報が私の頭の中で鳴り響いているから。
「ねーねー。」
「テンコーセーでしょー?」
『………はぁ。そうですよ。しつこいですね。』
なんか無視しても諦めなさそうなので、私が折れた。
「わあ辛辣ー。」
「シンラツー。」
マジで何なのコイツら。