脇役希望☆不良少女【おまけ追加】
気配なかったんですけど。
とか思ったが、そういやコイツ県No.1の族の総長だったな。と思い出した。
「なんで目立ちたくねーんだよ。」
魁は席に着きながら言った。
『……嫌なんですよね。目立つの。』
「ふーん。」
反応薄いなコノヤロウ。
自分から聞いてきたくせに。
「そういや、転校生が来るらしいぞ。」
『は?』
私は魁の言葉に目を見開く。
私が転校してきたのは1ヶ月前。
転校生多いなこの学校。