毒舌姫と俺様クールな王子様


この人が普通に頼んでくるては思わなかったから、少し拍子抜けしてしまった。


まぁ、ここまで言われたら答えるしかないでしょ…
ハァ、しょうがないな。



「で、協力って何をすればいいんですか?」



私がこう言うと、今度は向こうが驚いたような顔していた。



「え、…協力してくれるのか?」



「だから、何を協力すればいいんですか?…早く言わないと帰りますよ?」



「そうとなれば明日の放課後、聖夜と会った図書館に来てくれ。」



と、水崎聖夜の返事を待ってたらクールさんが変わりに答えた。



「へっ、あ、いいですけど。」



「今日はもう遅い。明日またゆっくり話そう。」



展開早いな…
何かもうなるようになってしまえ…



「じゃあ、話しが終わったので帰ります。」



そう言って立とうとしたら、水崎聖夜に何故か座らされた。



「はい?あの、帰りたいんですけど…」



「こんな暗い中、女一人を帰せるわけないだろ!」



何か反対に怒らてしまったんですけど…





< 20 / 131 >

この作品をシェア

pagetop