毒舌姫と俺様クールな王子様
この人が普通に頼んでくるては思わなかったから、少し拍子抜けしてしまった。
まぁ、ここまで言われたら答えるしかないでしょ…
ハァ、しょうがないな。
「で、協力って何をすればいいんですか?」
私がこう言うと、今度は向こうが驚いたような顔していた。
「え、…協力してくれるのか?」
「だから、何を協力すればいいんですか?…早く言わないと帰りますよ?」
「そうとなれば明日の放課後、聖夜と会った図書館に来てくれ。」
と、水崎聖夜の返事を待ってたらクールさんが変わりに答えた。
「へっ、あ、いいですけど。」
「今日はもう遅い。明日またゆっくり話そう。」
展開早いな…
何かもうなるようになってしまえ…
「じゃあ、話しが終わったので帰ります。」
そう言って立とうとしたら、水崎聖夜に何故か座らされた。
「はい?あの、帰りたいんですけど…」
「こんな暗い中、女一人を帰せるわけないだろ!」
何か反対に怒らてしまったんですけど…