毒舌姫と俺様クールな王子様
家に着くまでまだかかりそうだから、話しを変えるか…
「あの、あなたの名前は何ですか?」
話しを変えるためクールさんに聞いてみた。
「ん、俺か?俺は錦織 奏だ。」
何か先ほどまでのキャラと若干違う気もするが、スルーしとこう。
「凄い名前ですね…」
「そうか?この学園では珍しい名前が多いから気にした事もなかったがな」
「へぇ〜、内のクラスも覚えにくい名前の人がけっこういましたからね。」
そんな事を話しているうちに、もう家の前についていた。
車から出るとまた窓が開いた。
「明日の放課後、第四図書室に来いよ?」
さっきまでほったらかしにしていた水崎聖夜、いや一応先輩だから、水崎先輩が言ってきた。
「分かってますよ、行けばいいんでしょ?」
「ん、じゃ。」
「はい、ありがとうございました。」
送ってもらったんだし、一応お礼しとかないとね?
車を見送った後、疲労感が襲ってきた。
「早くお風呂入って寝よ…」
言葉どうり早く何もかも終わらせた後布団に入り今日1日の事を考えた。
面倒な事引き受けちゃったな…
あの2人先輩だったんだ…
明日なんて来なければいいのにな〜
考えてる途中眠くなり、今日の記憶ごと夢の中に消えていった…