毒舌姫と俺様クールな王子様
「はぁ、遠いんだよな…」
独り言を言っても回りに誰もいないから、さっきみたいに引かれる事もない。
「ふぅ、ここだよな…?」
しばらく歩いてやっと着いたそこは、放課後の静けさと、日が当たってない暗さで、不気味なオーラをかもし出していた。
「噂どうり、何かでそうだな…」
そんな事は置いといて、いざ出陣、図書室のドアをノックした。
中からかすかに声がする…
開けてもいいよね?
キィ…
「失礼します…」
そこを開けると…
光が反射してシルエットしか見えませんでした。