毒舌姫と俺様クールな王子様
「「僕達がやる!!」」
「なっ、俺もやりたい!!」
と、勢いよく手を挙げたのが、毎度お馴染み、双子君達と、秋先輩だ。
そんな3人を見て、水崎は呆れていたが、また私の方へ向いて言った。
「使い方はこの3人に聞け。聞いても分からない時は、もっと頼りになりそうな、3人に聞けばいい。」
そう言うと、仕事があるからと、先に一人帰っていった。
「よし、じゃあ説明すんで!?俺は、そのバッジについて、説明するわ。」
もう説明する気満々の秋先輩は、誰にも止められない…
「じゃあ、説明よろしくお願いします…」
私がそう言うと、秋先輩は待ってましたとばかりに、話し出す。
「七海ちゃんのバッジは青い鳥の形してんねんけど、皆それぞれ違うねん。」
「このバッジが?」
と自分のバッジを見ながら言う。
「そうや、ちなみに、俺んのは、星の形してんねん☆」
そう言って、私にバッジを見せてきた。
「あ、ホントだ…星。」
そう言った後、夕君、葉君もバッジを見せてくれた。
夕君のは太陽で、葉君のはリーフ(葉っぱ)だ。
ついでに、皆の分も教えてくれた。
聞いてないんだけどね?
奏先輩は→紅葉
桐都先輩は→ピストル型
一先輩は→月
で、水崎がクロスだそうだ。