毒舌姫と俺様クールな王子様
手帳の外見は皆同じみたいで、黒の手帳だ。
「「はいはーい、中に注目!!」」
そう言われ中を見ると、警察手帳みたいになっている。
ん?
何故か私の隠し撮りっぽい写真が、はり付けられている。
「なんで、写真が…?」
と、呟くと、たまたま近くにいた、無口代表一先輩が説明してくれた…←!!!
「証明写真みたいな物だ…気にするな…」
「あ、そうなんですか。」
「………」
暫く考えて、やっぱ何故写真かってに撮ってんの?という考えになった。
「いやいや、待って下さい。勝手に写真撮らないで下さいよ!!」
誰に言うのでもなく、一人突っ込んだ。
そこへ、奏先輩が来た。
「その写真がないと手帳が使えないからな。」
と言ってきた。
「「そうそう、後ね?」」
「その手帳を持っていると」
「色々な所に行けるから☆」
「「便利だよ〜?」」
と夕君、葉君が続きで説明してくれた。
「そんなに、便利なんですか。」
こんな手帳にそんな機能があるとは…
「無くさんときや〜?まぁ、無くしても、それに「発信機ついてるから大丈夫だけどね?」
「桐都先輩セリフ被せんの止めて下さいよ!」
「ん?ごめ〜ん?」
あはは…
桐都先輩、全然悪いと思ってない。