毒舌姫と俺様クールな王子様
「あ、お帰り〜」
リビングに入ると、妹がソファーに座り、テレビを見ていた。
「あ、ただいま。お母さんは仕事?」
「うん、ねー、この番組面白いよ〜」
爆笑しながらテレビを見ている妹をリビングに残し、さっさと自分の部屋に戻る。
「このバッチ、どこに付けとこうか…」
今日貰った、青い鳥のバッチをよく見てみる。
よくよく見てみると、秋先輩の説明通り、マイクとが小さくついている。
マイクが着いてるってことは、上らへんに付けといた方がいいよな?
そう思い、制服の襟近くに付けといた。
うちの学校は、前話した通り、学園長が自由なので、校則とかは緩いから、バッチとか付けてても何も言われないんだよね。
ブルーバードのバッチを付けた後、疲れた体を休めるため、お風呂に入りすぐ寝てしまった。
サプライズミニパーティーがあってびっくりした日だったが、本格的にメンバーになったようだ。
だから、これから頑張っていかないとね。