[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
第3章

崩れる幸せ

*仁saide*


夏休みもあっという間に過ぎて季節は秋…。




夏休み中、毎日あげはと一緒だったかんな~。



今は、あげは不足。。




「つまんなそうだな笑っ」
皐月が苦笑いしながら、俺に声をかける。

「だってよぉ~、あげは授業中だし…」


最近あげはは授業に出るようになった。




だからあげはが居ない、
この時間はつまんなくてしょうがねぇ…。




「ま、俺と歩で我慢しろよ~。。」



ニタニタ笑いながらくっつく皐月…。。




「気持ちわりいなっ
くっつくな馬鹿が…!」





「なぁ、仁、あげはちゃんってさぁ親居ないんだっけ?」

俺と皐月がじゃれていると、
急に歩があげはの親のことを話題に出してきた。


もしかして、、聖夜のあの話…。



「詳しくは聞いてねえけど、父親は居るみたいだな…。まぁいろいろ問題があって一緒には住んでないけど…」



いつかは聞かなきゃいけないこと…。



あげはの真実…。



けど、今はあげはが笑っているだけで、一緒にいるだけでいい。



あげは本人から話すのを待つ…。







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