[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
だから帰り支度をして、
教室をでようとした…。


急に廊下が騒がしくなった。

「キャー!格好いい!」


女はキャーキャー騒いで、男は歓声を上げたり
ビビっている奴らもいた。




「あげはのクラスってここ?」

この声……。

は?
何でアイツが!?


って…まさか…


あたしは屋上で言われた言葉を思い出した。



『今日の放課後、迎えに行く!!』



マジで来たのかよ…


フーッとため息をついて声がしたほうを見ると、
池上仁は教室の入り口に立っていた。



そして、奴と目があった。



「あげはみーつけた。」




「あんた、何であたしがこのクラスだってわかった?」



「俺を誰だと思ってる?」



そう言って、ニヤリと笑った。
はあ~
何なんだよ…池上仁って…。



「行くぞ!!」



「は?どこに!?」




「いいから来い!!」


池上仁はそう言うと、強引にあたしの腕を引っ張った。



やっぱりウザイ…
なのに何か話しやすい。




あー、調子狂うよ~。







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