[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
次の日。。。


~♪~♪~♪~。
朝っぱらから鳴る携帯。。

俺はちょっとの期待を持って、電話に出た。



「おい!わかった!」


受話器から溢れるくらいのデカイ声。。



「んだよ…聖夜かよ。
わかったって何がだよ…」



「今から事務所へ来い!
話しは後だ…。」



プープープーッッ…。

聖夜は話すだけ話して、電話を切った。
相変わらず、勝手な奴…。




つか…まだ7時じゃねえかッ



だるい体を起こし、
銀河に車を出してもらった。



「んだよッ、朝っぱらから呼び出しやがって。」


「おお、仁。だからわかったんだって!あげはの父親の名前…。」



「はあ?聖夜が探してくれてたのか?」




「ったりめえだ!可愛い弟が抜け殻みてえになってんのに、助けてやらねえ訳にはいかねえだろ?
俺、優しい兄貴だから。」



よく言うぜッ…。
この…極悪のライオンのくせに…



「んで?あげはの父親って??」




聖夜は若干戸惑いながら、週刊誌を出した。




「これ…って…。
嘘だろ…。」




週刊誌には、変わり果てたあげはと、あげはの父親の姿が写っていた。




あげはの父親は……。。






有名な…政治家だった。
名前は杉本 春真。


そして、その娘…。









『失踪中の実の娘が見つかる!』

そんな見出しだった。






< 159 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop