[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
なんでだよ…。
なんでお前ばっかりこんな痛い目に合わなきゃなんねえんだよ。





「おいッ!あげはしっかりしろ!」



必死に何かを言おうとするあげは…。



「おいッ!あげは!」



徐々にあげはの目がとじる。



おい…ふざけんなよ。



まだ説教は終わってねえんだよ…!



お前つれてかえらねえとなんねえんだよ!



「あげはさん!!」


凜の悲鳴を聞きつけてきた銀河は、あげはの様子を見るなり目を見開いた。



「クソ…ジジイ!テメー何したのかわかってんのかよ!」



歩があげはの父親に殴ろうとする。



「歩!やめろッ。歩皐月は救急車呼んで!」



銀河は急いであげはの父親を取り押さえる。




俺は、必死にあげはに呼び掛ける。




「ご…め…ん…ね。」





かすかに聞こえたあげはの弱々しい声。





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