[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
「今日はな、黒姫を連れてきたんだ。たまたま高校が一緒でな…」


みんなの視線があたしに集まる。


「今日から黒姫は、俺らの仲間だから宜しくな♪」



はぁ?仲間!?



「ちょっと待て!
何で仲間?仲間になるなんて言ってない。それに、
私は誰ともつるむ気はない。」


何言ってんだこいつ。



「つべこべ言うなって!
俺が気に入ったんだ、
俺等の仲間だ。
他の奴等もおめぇを気に入ったみたいだぜ?」

仲間??あたしのことを気に入った??

みんなを見ると、ニコニコ笑っていた。




「ヤッベ黒姫に会えて嬉しい~♪」

「総長たちずるいッスよ~俺も学校行きて~」

そんな声まで聞こえてくる。

何だよこいつら…。

初めて会ったばかりで、まだ喋ったこともないのに……。



「な?皆歓迎してる。」



「……」



これが金龍……。
これが仲間って奴…



あたしなんて信用できるような奴じゃない。
仲間に入れるような、たいした奴じゃない。


なのにこいつら…。



「ただし~!黒姫は俺のお気に入りだから、手は出すなよ?」



は?


チラッと隣を見ると
優しい笑顔を向けていた。



池上 仁。。




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