[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
しばらくして、先生と看護師が出てきた。

「もう大丈夫ですよ。
このままもう少し入院してケガの状態と、体調を様子見て行きましょう。」



「ありがとうございます。」








病室へ入ると、あげははにっこり微笑んでいた。



「あげは~!!あんたって子はあ~!!」



「……ッグッ」


由衣さんは病室に入るなり、あげはに飛び付いた。



「由衣、あげはちゃんはまだ傷が!」



「あっ…!ごめんごめん!嬉しくてついッ」



由衣さん…。
あげはがまた倒れちゃうよ…笑っ




「それよりさ、黒姫ちゃん今日誕生日だろ?ちょうどいいタイミングだな♪♪」



「……ん…じょ…ぅ…び…??」



あげははそう呟くように言って、不思議そうに俺等を見つめる。



「由衣さんに聞いたんだ。
今日はな12月3日。お前の誕生日だろ?」



「そっ!だから、金龍の奴等でメッセージボード作ったんだよ。これ、真司が企画して作ったんだぜ?」



「し…ん…じ…」



あげはの目からまた涙が流れた。



今日のあげはは泣いてばっかだな…。



「私からはこれぇ~!!
じゃじゃあん♪♪見てみてこれ私の手作りケーキ♪」




「………!!」


「……え…!!」


凛の手作り!?
危険だろ…。
今まで凛の手作りケーキを食って旨かったためしがない。


「凛…ほら…あげはちゃんまだ目が覚めたばっかだから明日食べような?」



「うん♪あげはちゃん明日良かったら食べてね」



「…りが…とう…」



ナイスッ歩君…!






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