[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
*あげはsaide*



しばらくして、仁と2人きりになった。


改めて仁と2人きりになるのはあれ以来だ…。



それに…。



あたしと仁はもう別れてる。




だから、どういう顔していいかわかんない。


「やっとあげはが帰ってきた。俺寂しかったんだぜ?急にいなくなっちまうんだもんよ。」



仁は相変わらず眩しい笑顔で私の頭を撫でてくれる。



どうして仁はこんなに優しいの??




「ったく、俺お前に助けて貰ってばっかだもんなぁ。
情けねえな…。痛い思いさせてばっかでごめんな…」


辛そうに私を見る。



あたしは必死に横に首を降った。



「けど、もうそんな思いさせねえかんな!!俺が一生お前を守る。
だから…もう一回俺とやり直してくれねえかな?」




……………。





嬉しすぎて、自然と首をたてに降った。



仁……。



あたしは充分守られてるんだよ?




こんなに汚れて、迷惑ばっかのあたしを仁はいっつも救ってくれる。



あたしは仁が居てくれたから、
また光を求めて帰ってこれたんだよ。





「じ…ん…。だ…い…す…き…」




あたしは、声にならない声を精一杯出して仁に伝えた。




「俺も…。愛してる。」



そう言うと、また仁の唇が降ってきた。



何度も何度も角度を変えて……。




優しくて、甘いキスをわたしにくれた。









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