[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
その後、みんなの話をきいたり、バイクを見せてもらっていたときだった。

「歩、いるぅ?」

倉庫の入り口に伊坂学園とは違う制服を着た女の子立っていた。
ちっちゃくて、可愛らしい女の子だ。


みんなはその子に挨拶をしてる。

そしてその子が倉庫に入ると、姿に気づいた茶髪が口を開いた。


「よお!凛!」

え?
茶髪…いや、歩の女!?


「あ、紹介するよ。
俺の彼女の凛だよ。
昼ヶ丘学園で、黒姫ちゃんとタメだなっ」


昼ヶ丘って…
あのお嬢様学校の?。
なんでそんな子がこいつと!?


「この子は仁君の彼女??
黒姫って可愛い名前だね~」

凛って子は、
興味津々であたしを見てくる。

つか、黒姫って本名ぢゃないし。



「あたしは、仁の彼女なんかぢゃないよ。本名は『あげは』」



「え?ぢゃあまた遊びなのぉ!?」



遊びって…


「へえ、あんたって遊び人なんだ?」

あたしは、チラッと池上仁のほうを見る。

「は?ちげぇよ…!
凛っ!こいつはな、仲間だ。
あげは、凛と仲良くしろよ?」

慌てた口調で話し出す池上仁。
なんかごまかしているふうだし……。



「すごーい、仲間なんだ。あげはちゃん、よろしくね♪今日から親友だね。」



親友…!?

つか、手を繋がれてるし…


この子までおかしいし。



「凛は、天然だけど仲良くしてやってな。」

そう言って、笑顔を向けてくる歩。


「あぁ…うん。」


あ~、調子狂うわぁ。







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