[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
最近車椅子から、自分で歩けるようになったあげは。

前は自分から手を繋ぐなんてしなかったのに、
最近は自分から手を繋いでくる。



病室に戻ると、
あげはは機嫌がいいのか鼻歌なんか歌ってる。



「機嫌いいんだなっ」



「だって、やっとこの病院から退院できるんだよ!?
ここのご飯あんまり美味しくないし…」



「ハハハッいつも残すもんな。」



あげははピーマンとトマトと椎茸が嫌い笑っ


「それに、もう歩けるし、傷だって治ったのに
診察ばっかりだし。仁が居ないとき退屈なんだから。」


またぶーたれてる笑っ
美衣みてえだ…。




「退院したら、毎日一緒だぜ?だからもう少し頑張るんだ!」



そ…あげはには言って無かったけど、由衣さん達に頼まれてあげははうちに来る事になった。


うちなら誰かしら居るし、何かあったら警護の奴等が沢山いっからな。


ま、俺もあげはを側に置いときたいっつうのもあるけど……笑っ



「毎日一緒って?」


「退院したらあげはは俺ん家で暮らすんだよ。」



「え?ホント?…あたしなんかが行ったら迷惑じゃない?」



「バーカっ!沙知絵も親父も美衣だって来てほしいってよ!俺もお前を側に置いときたいし。」



「仁…ありがとう。」



嬉しそうにニコニコ笑った。





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