[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
「おめぇ、こんなところで寝てんなよな。風邪ひくぞ!」



「うるさいなぁ……。
あんたは親か!」



眉間にシワを寄せ、
煙草を吸うあげは。


ったくさっきの可愛い寝顔とは大違いだな…。



「おめぇさ、そんなにカッカしてると老けるぞ!
笑ってみろよな…」


ニカって俺が笑って見せるとあげははフッと笑った。



「あんたうざい…」


生意気とは言ったけど…


あげはの笑った顔……。


一瞬だけどやっぱり可愛い。




俺はその笑顔にドキっとした。




どうしちまったんだろ…。



「あんた顔、赤いけど?」
そう言って、俺の顔を不思議そうに覗き込んでくるあげは。


「あ?…別に赤くねぇよ!つか、顔ちけえよ!」



だぁ~、
真ん丸な目で俺を見るな!



「あげは…おめぇ覚えとけよ!?」




生意気な小娘め!
許さん。



俺はあげはの笑顔を少しでも多く見たいと思った。







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