［完］太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長

「あれあれ～？楽しそうじゃん。」



げ…皐月。



「っち…kYだな。」



「何で俺がKYなんだよ。」



「何でもねぇよ！馬鹿！」


「それより、黒姫ちゃん
ってさ伊坂由衣としり会い？」


伊坂由衣…


この学園の学園長の娘で化粧品会社の社長…。


そして、あの伝説の…
レディースかいの女帝。

ブラックエンジェルの元総長。


「あげは由衣さん知ってんのか？」



「まぁ。」



「黒姫ちゃんってすげえよな！？由衣さん俺等の憧れでもあるんだよ。」




「へぇ～。
由衣さん家で世話になってるから。」


「あそこ由衣さん家なのか…親は？」



俺がそう聞くと、
あげはの顔が一気に曇った。



「…居ない。」



「わりい…聞いちゃ不味かったか？」



俺がそう聞くと黙って首をふったあげは…。



親となんかあったのか…
あげはの悲しみの原因を知りたいと思ったｹﾄﾞ…



聞けそうもないな…



固く心の扉を閉ざしている気がして…




「な、今日も迎えに行くからな。」



「はぁ？」



「お前がうざくてもいくから。」




「本気でうざーい。」



そう言いながらもちょっと嬉しそうな顔を俺に見せたのは気のせいかもしれねぇ…



けど一瞬だけそんな気がした。